箱の中なのに泳いじゃった


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誰かの17歳がじぶんの17歳より緻密でギラギラ輝いているというのを知ると、悲しくて何も出来なくなって、「いや待て、結局この同じ体勢でずっとぐったりしてる時間が、そういう何も無い自分を作るんじゃないか!!早くこの見つめっぱなしのバキバキのケータイを捨てよ出かけろ!!」と思う。

17歳じゃなくたってそれは思うけど、17歳の時は毎日思ってたの

 

 

さくらももこの本の中に17歳だった時のことを書いたエッセイがあって、それは17歳までただゴロゴロして毎日すごしてたさくらももこが、ちゃんと何かをしよう、と、18歳の誕生日を迎えてから描いたマンガを応募したりしはじめるという話

1回だけじゃなく何度も応募したりして、毎日かいてたら雑誌に連載され始めたというすごい話。

これを初めて読んだ17歳の日に、「えー!今の自分って、当時のさくらももこと同じ状況なんだ、、、ふーん」となって、超ショックでしばらく何もできなかったのを覚えている

 

その時間すらもったいなくて過ぎていくのが悲しくて「あ〜何かしなきゃ(;_;)」でもお金は無いし、バイトが夕方から待ってるし、、、、、、、

なんて思って、だから暇潰すために意味もなくゴロゴロしてたなぁ。(T . T)

 

バイトだって、地元から離れられないあの縛りつけられた空間で頭が変になっちゃうよ!ってやっぱり考えたりしていて、

自分なりにバイト抜け出して犬触ったり、台風の写真を撮ったり、レシートの裏に日記書いたり、そんな風に青春を殺してたのをよく思い出す

魚の絵を描いてレジの周りに貼りまくったりいい加減な宣伝文句をたれながしたりして、そんなひなたをみんな許してくれてありがとう、、、と思います

 

17歳がそのように終わっていって、やり直したい訳じゃないけどもっと違う思い出になっていたらどんなにいいかなと思ったりする。

ウイルスで世界中混乱して感染列島だったから夏休みは2週間

だからといって自分以外の人はギラギラしていて、一年中太陽みたいだった

それに比べて自分は、自分は、、、、と考えてた

でも今考えたらそれって何も考えずにただ17歳をおわらせてくことよりも危険じゃないか??と思った

そこで危機感をもつのは何かに繋がるからきっといい事だけど、誰かと比べて、自分を無理やりかたちあるものにしようとして、言うなればキャラ作りのようなことをするのが1番危ないと思うんです

自分をジャンルに当てはめようとすると、好きでもないものまで集めてしまうからやめた方がいいよね(;o;)そんなことない〜??

 

 

17歳か、17歳、あの誕生日ケーキを食べて体重増えたから自分のこともっと嫌になった

それも自分の思い出だと笑っちゃおうね

誰かのそういう傷も笑ってあげたいからね

 

おやすみBGM♬

白いコスモスの頃/おニャン子クラブ