もうブランコに乗れない

f:id:pinkypop:20230621235619j:image

自分の住む街には明らかに公園がありすぎている。

虫が死にすぎてるから冬にしか行けない公園、絶対にいつも飴をよこそうとしてくるお爺さんがいる公園、(公園に穴を掘るとめちゃ怒ってくる)水道とか砂場とかの整備がされてないから、荒れ放題になっている公園、などなど。

そんなたくさんの公園があって、よりどりみどりな中、大体はいつも家から近い公園で遊んでいた。ブランコに乗って友達と5時間ぐらい恋バナするのが超楽しくて超やってた。飽きたら自転車でアイス買いに行って、また公園に戻って話をするのサイクルが出来上がっていた。

放課後ランドセルを背負ったまま公園の木の下で、木の皮を剥ぎながら喋るとかもしてた。

よく映画とかで小学生が木の棒を柵とか壁に当てながら歩くシーンがあるけれども、自分たちは木の皮をちぎりながら歩いていたのです。ローカル流行ニュー遊び。

 

あー、あの時の友達にはもう会うことはないんだろうなん。自分はまだ地元から引っ越した事がないけど、駅でばったり感動の再会というのもあまりない。ぜんぜん寂しくない。会ってもお互い照れたり、困っちゃったりするような気がするよ。

高校の時、担任に『友達は移り変わって行くのよ、誰にでも訪れるよ、それは悪いことではなく当たり前の事なのよ』と言われた。

わたし自身が移り変わっているからだ。小学生の時の友達の事なんか忘れるみたいに、移り変わっても寂しくもなくなる時がくるんだなァ。

今日の夜は気温が21度だったので、帰りに公園に寄って、ブランコ漕いだ、が、すぐ気持ち悪くなって辞めた。ゲロを吐く手前だった。

21度という気温も、ずっと完璧だと信じていてあんなに好きだったのに、結構寒くてゲンナリ

\元気&sexy/

f:id:pinkypop:20230621235631j:image

蝶をちぎった少女/安田成美

アバ・ハイジ/浅井直樹